きりこの茶漬け
先日、妹と話していた「きりこ」。
「懐かしいなあ。」
「食べたいなあ。」
手伝いに来てくれた妹がお土産に持ってきてくれた。
里の方では、どの親戚へ行ってもカンカンに入っていた。
遊びに行って座る前に
カンカンの蓋を取って
「きりこ食べ。」
差し出してくれた腕の先の顔を思い出す。
満面の笑顔。
特におっちゃんの笑顔。
熱いご飯にたっぷりきりこ。
塩をパラパラ。
薄い目にいれた熱熱のお茶をかけると
「シュワシュワシュワ」と鳴る。
きりこの表面が少しふやけて
なんとも静かな協奏曲のようである。
昨日、BABAちゃんの顔を見た帰り、
お腹がペコペコ。
ビールが飲みたい。
「これから北新地ーィイエイ!」と手を大きく振って去って行った
シバッチの顔が浮かぶ。
「クゥッソォー!」
一人でお好み焼き屋。
これは初体験。
夜は10時。
美味しかった。
しかし、一人だとこれしか食べられない。
焼きそばも美味しそう。
注文しようと思ったが、
鉄板の上にほぼ円形のお好み焼きがあった。
生2丁と、冷や奴と
えび、いか、ほたて、たこ、豚のお好み焼き一枚だけで
後食べられなかった。
それに帰ったら
きりこ茶漬けを食べるねん。
偶然、夜遊び帰りの家人と駅で出会い、
中がオレンジの白菜とかの荷物を渡し、
機関銃の如く一日にあった事、尾ひれハヒレ、
足の速い家人にぶらさがり
かなりの幸福感を味わいながら帰宅。
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まさにこの時のお茶づけ。
ガサガサと食べた後、
「うん?何かが足らない。」
かなりの時間考えた。
思い当った。
「どぶづけ」
「きゅうりと茄子の古漬け」
これを薄く切り水に少しさらして、
ギュゥッ!と絞り
土生姜をおろして醤油をたらあ。
やった。
思い出した。
記憶の中の味。
漬けるぞ。
季節外れだけれど。
一週間後には食べられるかな。
その頃には「きりこ」は無い。
どうしよう?





