「鉄砲稲荷」220体
伊藤祐之さんの自宅兼アトリエ
2011年の9月、南蛮焼き締めの山本安朗さんと
伊藤さん宅兼工房を訪問した時の事です。
伊藤家の写真をいっぱい撮ろうといきこんでいたのですが、
本当にもう、の電池切れ。
小田原訪問の途中で電池が切れ、伊藤さんのカメラを借りて、
ゆうえいのSDカードを入れて写真を撮りました。
上の写真は、あちらこちらのお稲荷さんで土にまみれていたものを長年かけて蒐集されたものです。
今回、ゆうえいが訪問するにあたり、この土狐を並べるということで歓迎の気持ちをあらわしてくれました。
最初はバスタオルがかけられていて、
「これは?」と質問すると、バスタオルが外され、これがありました。
「ヒヤー!」
山本安朗さんと二人、びっくり。
火熾し担当は山本安朗さん。
相模湾の金目鯛
バリバリに炭で焼いて
「どんだけ~。」
伊藤さんの家へ行くには、屋根がある朽ちかけた橋を渡ります。
伊藤さんチの為だけの橋。
ゆうえいはこの橋は「結界」と思うの。
渡れば、時間の流れ方も違います。
李朝もいくつか。
囲炉裏の周りには、鉄砲稲荷のような古い朽ちかけた
人形達が十重二十重に、それこそ何千体もいます。
その隙間に座るの。
3日くらいかけて煮込んでおいてくれたカレー。
本当に美味しかった。プロより美味しかったよ。
その写真もチョーピンボケ。
古い家で、天井は無く、太い梁が何本も渡った屋根。
首が痛いほど後ろに曲げないと一番上は見えません。
茅葺です。蜘蛛の巣いっぱいです。
ご飯は、土鍋でチャチャと炊いてくれました。
山本さんもゆうえいも、どっかと腰をおろしたまま、
伊藤さんがキッチンで食事の用意。
と、言っても、今回は山本さんが囲炉裏の火を熾す係り。
慣れたもので、
「煙出して。」と
頼むと煙を出してくれ。
魚を焼く時は、それのような炭にしてくれ。
骨のあらでスープをこしらえた時はそれなりの火に。
さすがでございました。
南蛮焼き締めの山本安朗さんは
伊藤さんからの紹介です。
どちらの工房も2度目の訪問。
この時は大きな台風の通過後で、
山本さんの工房も廻りも被害甚大でした。
そんな時の訪問に、長い時間を下さっ事を
感謝したことを思い出しました。
していただいた事は忘れないようにしたいと
常々思っているのに忘れていました。
山本安朗作陶展は11月です。