綺麗な野菜。
eijiさんからのくだされもの。
黄色のズッキーニ。
デカ!
ギャラリーで、画家の足立真知子先生の出張デッサン教室を開催。
デッサンは、以前たっぷり教えていただいたものの、全然描けなくて、続けて教えていただく事も出来ず、もう筆を折ろうと思っていたのです。
以前、足立真知子さんが
「デッサンがどんなに楽しいものか伝えたい。それをライフスタイルにしたい。」
というような話をされていて、
ぐずぐずしていましたが、
とにかく一度やってみましょうという事になりました。
足立真知子さんのお友達で、木や花の活け込みをされている妃美(ひみ)さんと二人。
妃美さんは、活けたいものを見つけに山の中まで出向かれる方。
一年間楽しめる活け込みをされたりするそうです。
2時間の予定ですが、間におばさんの会話が入ります。
その間も、足立真知子さんは、
「形に線なんかあれへん。とにかくあたりをつけたらええねん。しゃあないから、線はひくけど、何本も何本もひくのよ。消しゴム大事にしてや。消しゴムもペン。」
最初からガラスの器。
「かっこよく。私は画家よ、って気持ちになって、かっこつけるねんで。身体を動かして。猿になって。」
エネルギッシュな真知子さんの指導。
「ほう、なるほど。」
おばさんの会話をしながら、手は動かす真面目な生徒。
「美大受験できるまで教えたるでぇ。」
なんとかかっこうがついてきた頃、
eijiさんが野菜を届けに来てくれました。
本当に申し訳ないおばさんパワーの間で、
寡黙な、eiji様。
そこへやってきたのが、
藤本麻野子ちゃん。
この絵を描く画家の卵
彼女もさっそくおばちゃん達の餌食に。
こんなふうに書いたら叱られそう。
話はしてみるものです。
麻野ちゃんが小さい時に、絵を何かの公募展に出展し、それが優秀賞を貰った時の審査員を多分真知子さんがしてたって。
サブイボがでました。
西脇がキーワード。
真知子さん、妃美さん、麻野ちゃん。
色々な接点や共通の知人がいました。
まあ、その間も、誰が誰と話しているのかもわからないくらい、言葉が行き来していました。
漆芸家の田中智子さんも顔を出し、
麻野ちゃんの展覧会に行ってくれたことを聞きました。
麻野ちゃんは、ゆうえいの大親友のウルビーノさんの義理の姪御ちゃん。
真知子さんと、ウルちゃんは、バリのウブドの美術館繋がり。
麻野ちゃんのおじいちゃんの家、ウルちゃんにとっても義理のおとうさんの家。
ずっと改装していました。
その話を、麻野ちゃんにすると、
「おかあさんは、最初、お父さんの家が変わってしまうと少し寂しそうだったけれど、今は、お父さんの自慢の大きな梁を残してくれて、それに携わってくれた人達が一生懸命してくれたこと、今はとても喜んでいます。
大きな梁の事は、小さい頃からおじいちゃんがいっぱい話してくれていたから私も嬉しいです。」
ゆうえいは、すごく嬉しかった。
ギャラリーに入って来た時から、とても爽やかで元気そうな様子にも安心しました。
先生が帰られて、妃美さんが帰られたすぐ後、
写真家の宮川さんが来廊。
宮川さんも麻野ちゃんの展覧会に行ってくれていて、
彼女の顔を見るなり一発。
彼女にとっては、良い言葉でしたが、ここには書けません。
他にも、何人か行ってくださったそうで、
心から
「ありがとうございます。」
夢を持った若い人が一生懸命やっている姿は美しい。
みんなが帰られた後、
「なんて賑やかだったの。」とつぶやいていました。
頭がウワンウワンしています。
でもそれ以上に楽しかった。
嬉しかったよオ。
ガラスに入れた野菜だけが静かでした。
そうそう。
デッサン教室は月1回。
その場で
「次はいつにする?」という決め方です。
次回は7月19日火曜日、14時から16時まで。
おおよそ。
興味を持たれた方はご一報ください。