ギャラリー佑英にみんなできてくれました。
昨日の休廊日も又楽しくてしかたのない一日だった。
大好きな徳様と、新阪急ホテルで待ち合わせ、梅田食堂街の「香雅」という蕎麦屋で昼飯。
鴨汁蕎麦と酒をくらう。
鴨汁は蕎麦とは別になっていて、その汁の中に、鷹の爪を、なかなかの小鋏で自分で切りながら入れる。
鴨が美味しい。
そこへ山椒もひいて、それをあてに酒を啜った。
「甘露。」
ただ冷や酒しかなくて、その事に関しては徳様と嘆く。
男女にわけるなんて、ナンセンスだが、分けるとしたら、おばさんの恰好をしたおっさんの絵。
何年か前から、ゆうえいは、ハンサムと言われだした。
実のところ、嬉しかった。
しかし、最近、他人の口から、
「ゆうえいは男だ。」と、耳に入るようになった。それも決して嬉しい呼ばれ方ではない。
しかも、この会期中数度。
「これはイカン。」と思う。手遅れにならない間に女らしくしようっと。
話はそれたが、
二人はマッカッカの顔をして、店から出た。
徳様はゆうえいの分も鷹の爪を切ってくれ、その手で左目を触ったものだから、大変な事になった。
痛そうだったので、持っていた目薬を渡した。今思うと悪い事をした。
いなばの白ウサギ状態である。
「ごめんなさい。徳姉様。」
コーヒーを飲もうと入ったのは、昔からある喫茶店。
ずーっと前、スキーバスを待つ間入った喫茶店だと思う。
ゆうえいはコーヒーゼリー。
美味しかった。
コーヒーゼリー、生クリーム、アイスクリーム、白玉団子、それにあんこも入っていたよ。好きなものばっかり。オールスター。
意を決して徳姉様に「ちょっといらん?」と言った。
「イラン。」と言われた。
良かった。
いくらなんでもそろそろ行こう、と本日のメイン会場に向かう。
不二画廊 だ。
相変わらず質の高い作品。
宋光翼・金永世・伊藤祐之 展

韓国の作家が二人と、伊藤さん。
どこから見てもアーチストには見えない。
その方々がこんなにも格調高い作品を作られる。
嬉しい話は続き、
徳様が以前、宋光翼さんが韓国でされた個展のパンフレット、長ーいのを訳してきてくれた。
宋光翼さんは、自分の作品に対する思いを、これで日本の方々にも説明できると大変喜んでくださった。
オープニングにも参加して、楽しい時間はあっという間に。
宋光翼さんの作品
今回は小品でしたが、欲しい!
金永世さんの作品
宋光翼さん、伊藤祐之さん、徳様
金永世さん、女性作家さん
向こうはオーナーの村上さん
そして、今日
天野画廊で個展をされている、
James Y.Jeongさんと、宋光翼さん、金永世さん達
6名の韓国の方達を伊藤さんが連れてきてくださった。
小児科の先生、デザイナー、写真家。
それぞれ活躍されている方たち。
もしかしたらと思い、おでんを煮ていたので、燗酒と共にお出しした。
楽しくて楽しくて、
みなさんの思いがストレートに伝わってきて、
ゆうえいは別れるのが寂しくなって困った。
一見怖かったけれど、優しかったグラフィックデザイナーさん。
又、別の日に、その作品に関して記事にしたいと思います。