皮膚-わたしはここにいる
前回2020年の展覧会「皮膚内と外のあわい」 では 森を散策した時の身体やカタチが薄れてゆき感覚が優位に なってゆく体験をもとに 「内と外」 「有と無」 などの様々な 境界に着目し空間展示をおこないました。
今回は皮膚感覚、触覚をよりどころにふたたび 「存在」 を 実感してゆこうとする試みです。
点を打つ。 ひとつ ひとつ ひとつ 打つ。 打つという行為を積み重ねてゆくなかで紙の上に じわっとじわりと象が立ち現れてくる。
境界を行き来するなかでうすれてゆくカタチ。
ひかりが かぜが においが おとが 皮膚に触れている
あたたかい
わたしは手をのばしひきよせた
わたしはここにいる一
岡野香

