急で狭い階段を上がる。
ふぅわと、窓の外へ出そうになる。
続いているような気がする。
初日はここで即興の舞踏がおこなわれた。
この土の上に倒れこんだりして
土が変化していく。
「植松さんの優しさで今回は柔らかい土。」と清水さん。
そう前回、今年の1月の三人展の時は
同じ舞踏家袋坂ヤスオさんは血だらけになった。
右の長方形。
土を水で溶いて植松さんが手で塗ったもの。
それを右手で一回投げ、次には下から投げ
3回目は左手で投げて出来た作品が
これ。
時折吹く風が心地良い。
オーナーの清水さん。
「写真撮って良いですか?」と言うと
「ちょっと待って化粧する。」と眼鏡をかけた。
40年程、アートの世界で戦い続けている、と言う。
静かで、言葉少なで、時々のジョークが又素晴らしい。
それなのにエネルギーが伝わる。
清水さんの口から出る言葉を聞き洩らしたくない。
聞き洩らさないけれど、忘れる。
「ああ・・・。情けない。」
一つだけ心に残り、反芻しながら帰って来た。
ペンをとりだすなんて野暮だし、
取りだしている間に聞き洩らすし、忘れる。
A4サイズの2段重ねの可愛い箱があった。
箱をなぜながら、
「若くて貧しい女性が、時間をかけてこれを作った。
その時間が愛おしい。」
力強い人は優しい。
長い時を一緒に戦ってきた同志がいるそうだ。
羨ましい。
ゆうえいは今年に入ってから知り会った。
それでも知り会えて良かった。
植松永次さんにあらためて感謝したい。
今日、月曜日、植松さんが搬出に来られるそう。
月ヶ瀬の土を持ち帰り焼くそうだ。
大きな流れを感じた。
ふぅわと、窓の外へ出そうになる。
続いているような気がする。
月ヶ瀬の土。
大昔は琵琶湖の底だったそうだ。初日はここで即興の舞踏がおこなわれた。
この土の上に倒れこんだりして
土が変化していく。
「植松さんの優しさで今回は柔らかい土。」と清水さん。
そう前回、今年の1月の三人展の時は
同じ舞踏家袋坂ヤスオさんは血だらけになった。
右の長方形。
土を水で溶いて植松さんが手で塗ったもの。
それを右手で一回投げ、次には下から投げ
3回目は左手で投げて出来た作品が
これ。
時折吹く風が心地良い。
オーナーの清水さん。
「写真撮って良いですか?」と言うと
「ちょっと待って化粧する。」と眼鏡をかけた。
40年程、アートの世界で戦い続けている、と言う。
静かで、言葉少なで、時々のジョークが又素晴らしい。
それなのにエネルギーが伝わる。
清水さんの口から出る言葉を聞き洩らしたくない。
聞き洩らさないけれど、忘れる。
「ああ・・・。情けない。」
一つだけ心に残り、反芻しながら帰って来た。
ペンをとりだすなんて野暮だし、
取りだしている間に聞き洩らすし、忘れる。
A4サイズの2段重ねの可愛い箱があった。
箱をなぜながら、
「若くて貧しい女性が、時間をかけてこれを作った。
その時間が愛おしい。」
力強い人は優しい。
長い時を一緒に戦ってきた同志がいるそうだ。
羨ましい。
ゆうえいは今年に入ってから知り会った。
それでも知り会えて良かった。
植松永次さんにあらためて感謝したい。
今日、月曜日、植松さんが搬出に来られるそう。
月ヶ瀬の土を持ち帰り焼くそうだ。
大きな流れを感じた。