もうすぐお別れの時。
釜山の空港に二人で迎えに来てくれていた。
ギリギリに決めたので、もしも金さんが飛行場に来られなくても、
どこかで会えるように、1泊2日のツアーにした。
飛行機、ホテル、飛行場とホテルの送迎、現地ガイド(送り迎えの時だけ)付き。
後は自由時間。
これなら飛行場で会えなくてもホテルがある。
だめならホテルから金さん宅に送れるし。
でも二人揃って飛行場に来てくれた。
「この方達と食事に行って、その後ホテルに送ってもらうからホテルに電話しておいてくれれば良いわよ。」と言ったけれどダメ。
宗さんとガイドが韓国語で話をし、
私たちはガイドの杢さん(可愛いお譲さん。)と、タクシーでホテルへ。
その後を、宗さんと金さんが車で追ってくれた。
ロビーで集合した後、
宗さんは釜山はあまり知らないので
「どこか教えて欲しい。」と杢さんに言ったらしい。
前に徳様と行った市場だったと思う。
すごい量の魚介類。
好きなのを選んで刺身にしてもらった。
赤貝
鯛
野菜が良い。
たっぷり。
おかわりした。
良いイカ。
家人が注文。3回おかわりした。
はまち
久しぶりに会って嬉しかった。
ずっとしゃべりっぱなし。
家人は、宗さんの真似をしてバクダンを。
ビールに焼酎を入れて飲む。
写真失念多々。
平日の昼間なのに凄い人。
宗さんは、いつも買うところでクジラのベーコンを買った。
カットしてくれるおばちゃんが、
ゆうえいの口に種類が変わるたびに入れてくれた。
日本のクジラのベーコンより美味しい。
そして高価。
さっきの魚屋さんでの食事は金さんがごちそうしてくれた。
ここも高価。
ごちそうさま。
ホテルまで送ってくれる途中でお茶しようということに。
そこで入ったのが釜山でよくみかけるカフェ。
男性3人はコーヒー。
ゆうえいはこれ。
きな粉のかき氷
「魔女の粉雪」と言う名前が気に入った。
牛乳を凍らせたのをかき氷に。
食感が日本のとは違う。
凄い大きさ。
3人がスプーンを突っ込んできた。
楽しかったあ。
そして別れ。
私たちはホテルに戻ってシェスタ。
安いツアーだったけれどホテルは2014年にできたばかり。
バスもトイレも綺麗だった。
1時間寝た。
「夜ごはんは肉。」と言ったのは家人。
偶然入った焼き肉屋に
ガイドの杢さんが友達と二人で来ていた。
肉の写真失念。
北海道の富良野と岐阜の高山へ一年間の語学留学をしていたんだって。
ちゃんと教育された、というより
資質が良い人のよう。
送って出て来てくれたスタッフと。
もっと可愛い男の子がずっとついてお肉を焼いてくれた。
ここは全く日本語駄目。
焼き肉屋としては有名な店だったとか。
ホテルに入る前にスイーツ。
わかりにくいけれどバラの花びらアイス。
それからホテルに戻り
午後11時から午前8時30分まで爆睡。
ホテルの朝食間に合わず。
徒歩で行ける釜山タワーへ行く事に。
ロッテホテルの近くの大きな道路からエスカレーターが。
ロッテタワー エスカレーター
エスカレーターを登りきったところ。
後ろに見えるのがロッテタワー。
タワーの展望台で。
釜山最後の食事。
完ぺきコーりアンスタイルでたらの頭づくし。
家人はこの前の店に行きたかったようだが押し切った。
こんな事は100年に一度。
今回の旅で嬉しかった事の1番!
飛行場に向かうためにホテルのロビーで3時に杢さんと
待ち合わせ。
タクシーで空港へ。
杢さんの携帯が鳴った。
金星洙からだった。
ガイドの杢さんは、念の為に、金さんにも、
宗さんにも自分の携帯番号を知らせていたそうだ。
「ゆっくりともてなせなかった事をあやまって欲しい。」
杢さんに通訳を頼んだようだ。
「何を言ってはりますの。最高のもてなしをしていただいた。」
宗さんは度々言われる。
「何をするのも思いが大事です。」
大抵はゆうえいの、思いの足らない言葉を聞いた後。
突然真面目な顔になり、丁寧にその言葉を吐かれる。
わかっている事なのに出来ないのは
本当はわかっていない。
つまらなくて、どちらでも良い事に対して、
不用意で傷をつけるような言葉を口にしてしまう。
これからは気をつける。
それからおみやげは。
ひのきでつくられた韓紙(はんじ)
もっとピンクの韓紙。
レースのようで美しい。
タワーホテルで
全州(ちょんじゅ)の韓紙の作家さんが
素晴らしい作品の展示をしていた。
韓国では一番の作家だそう。
おかげで全州(ちょんじゅ)の韓紙が買えた。
それからこれ。
金。身体が悪いと色が変わるらしい。
ずっと欲しかった。
これを家族分。
それからこれはチープだけれどおもしろい。
次回のホームパーティで使う予定。
釜山の空港。
「金星洙―人に会う―」の展覧会は思い切ってやった。
良かった。
釜山で1泊二日だったのに、
多くの方と、心の通った出会いがあった。
「金星洙―人に会う―」・・・。良いテーマでした。