この仕事。知り合いのおっちゃん達が関わっています。
今日は、午前中にコンテンポラリー作家の菊地ルイちゃんと
12月の打ち合わせ。
その時に、来月の展覧会のパンフレットが届いた。
ええでぇ。
ルイちゃんが手伝ってくれて作業は凄い速さで終わった。
ほぼルイちゃんがしてくれた。
作業中のルイちゃんは、どうしてかいつもだけれど少々お澄ましをしている。
次回の展覧会は、韓国大邱の彫刻家の金星洙さん。
パンフレットを200部送る為に、訳をお願いした徳様に、
宛先をハングルで書いてもらっていた。
パンフレット200部。透明の封筒200部はかなりの重さ。
クロブタの男性に、特急で送りたい旨どうしたら良いかを
ちゃんと確認していた。
あいては、ゆうえいのレベルを知らなかっただけ。
とにかくまずこれだけを発送しようと、
荷物を抱え、肥後橋駅近くのクロブタの営業所へ。
「個人宛ては送れません。」
「エエーッ!」
重くて重くて。
午後5時近かったので郵便局まで走った。
長い列を並び、(荷物はカウンターで預かってくれた。)
「どうぞ。」と言われたので、徳山さんにいただいた住所が書いてある紙を渡して
「これ貼って出して下さい。一番速いので出してね。」
暫く沈黙の時。
昔から沈黙の時が怖い性格です。
「あのお。複写になっている伝票に書いていただきたいです。」
「エエーッ!わたし書けない。ハングル書けない。」
「西区にお住まいでしたら、午後7時までに電話をいただけたら
集荷に伺いますから。」と、本当に親切にして教えていただいた。
重さを訊ねると5キロ。
税関に出す書類もさりげなく置かれていて
「これも書くのか?」と問うと、
「はい。英語で。でも集荷に行ったものに言ったら書いてくれると思います。」
「本当に。それはありがたや。」
書類をスーザンに突っ込み、荷物を抱えて帰ろうとしたら、
郵便局員がシャッターをゆうえいの身長に合わせて(多分)
待っていてくれた。
どちらにしても又も今日2回目のSOSを徳様に。
「宛先書けません。」
「わたいの家に送れ。わたいが韓国に発送する。
書類も全部入れときや。」
ヒーヒー言いながらギャラリーに戻り、
午後7時に集荷に来てもらえるのなら
(クロブタは午後6時まで。)
他の発送も準備をしておいて全部出そう。
午後6時過ぎ、さっき渡していただいた集荷の番号に電話した。
「込んでますので午後8時半頃になります。」
「エエーッ!そんなに待てない。
ところでそんな時間に集荷に来て明日届くの?」
「市内なら大丈夫ですよ。」
「そうでっか。そしたら本局へ持ち込みます。」
5キロの荷物に、徳様宛の1.5キロを+。
エルベのバッグを肩にかけて、約6.5キロの荷物をだかえ、
タクシーが停まる所へ。
郵便局の傍までタクシーで行ってもらえない。
柵の傍でしか止められなかったのでタクシーの兄ちゃんが、
「ここで荷物渡しますから、向こうから廻ってきてください。」と
言ってくれた。
大阪駅前の郵便局は新しくなって奥まったところに建っている。
と、いうか、仮設ですか?
タクシーのお兄様、なんと郵便局の玄関まで持ってくれた。
なんて優しい。
周りの人達もビックリ。
ワンメーターです。しかも660円。
「重いでしょ。」と言うと
「いいえ。」って。遠慮されたのかしら。
そこでも長蛇。荷物をカウンターの上に乗せて順番を待った。
研修の女性。
「到着は明後日です。」
「エエーッ!市内なら明日着くと言いはった。」と叫ぶ。
だんだんと、あちらこちらに走りまわり、疲れて
得意のきつい言葉づかい。
熟練の女性が来て小さい声で
「出来るだけ明日届けます。」と言いはった。
「頼みますよ。ゆうえいには郵便局のえらいさんの弟がおるんやで。」・・・(心の声)
荷物をおろし、さあBABAちゃんが待っている。
振り向くと柔らかい灯り。
「そうそう、おっちゃんがやってると言っていたやつやん。」
不動明王は大日如来を助けてくれる。
ゆうえいは大日如来。
なるほど。助けてもらいました。
ありがとう。
今朝はさすがに、と言うか体中が痛い。
すぐそこにいる鉄人28号のようなゴッドハンドが恋しい。
でもダメや。月末家賃の集金日。
金儲け金儲け。
外は冷たい雨。