我が家の朝食はご飯が主流。
ご飯の時は味噌汁を毎回作る。
いりこだしが一番と思う。
前夜、小鍋に、いりこの頭と腹を取ったものを7匹程つけて置く。
朝、まず、小鍋を火にかける。
沸騰させないくらいの火の大きさ。
その間に、 味噌汁の具を用意したり、
納豆を混ぜれば良いようにして家人の前においたり、
(家人がそれを50回ほど混ぜてくれる。)
卵を焼いたりする。
鍋のいりこを手で触り柔らかくなっていたらOK。
網でいりこを取り出し具を入れ、味噌を溶き入れ味噌汁完成。
今朝は、豆腐と若布と白ネギの青いところ、
柚子の皮は、お椀に注いだ後に。
いりこは、明石の林崎産。
形は不細工だが臭くない。
冷凍庫にいつも入っている。
冷凍庫に入れておかないと、
酸化防止剤が添加されていないので、すぐ黄色くなる。
いりこだしを作っている時、いつも思い出す。
だから、ほぼ毎日。
子ども達の離乳食が始まった頃、
前夜に、いりこ一匹と洗った生米少しを鍋に入れておき、
朝、一番に、そのまま火にかけとろとろと煮てお粥をつくる。
「いりこ一匹の塩加減」
小さい口元と、必ず見せてくれた一口目の後の笑顔。
毎朝、不細工な程、みだくさんの味噌汁をたっぷり食べさせて、
思い切りの笑顔で送り出せたら、
主婦(?)としての最高の安心感を覚える。