2018/01/17

「花手前」田中美智甫いけばな教室お稽古始め

桜の庄兵衛ギャラリーの素晴らしい空間で行われた
「花手前」
初めての経験。厳かな空気に背筋が伸びる緊張感。
お茶のお手前にも通じる「花手前」
上の写真の入れ物は、花手前専用のもの。
これを次の間から両手に携え床の間まで運び、活ける。

このような事を伝える松井清志先生、田中先生。
素敵やわ。

「寄合挿」というのに参加させていただく。
3、4人が順番に1つの花を活ける。
一番を、手を挙げてさせていただく。
見ているだけではわからない重さ。
色んな重さが加わって重い。
小学校から嫁ぐまで嵯峨未生を稽古していたが、
その時には感じられなかったものを感じた。
花だけではないだろうが、歳を積んで思えることに感謝。
七宝(私は「しずみ」と呼んだ)と呼ばれる花止めに花を挿し
懐かしくて懐かしくて懐かしかった。
40年以上前の思い出が一気によみがえる。
歴史的な事も、花の面白さもいっぱい教えていただけた。
終わってからのお茶の一時。
おぜんざいが用意されていた。
塩昆布が入っているのは、松井先生が新竹を割って作られた。
心のこもったおもてなし。
参加された皆様と楽しい会話。
こちらへ伺うとお出会いする皆様の優しさを思う。
8畳ほどある部屋に一つだけの花。

田中美智甫先生は、いけばなの心は
未生流の初伝にあるのが全て、と言われた。

彼の木を移し、この枝を伐り立て〵は、
神に奉り生けては仏に供え、はた人をも娯めみづからも楽むはこれ愛での餘りの清き至情とやいまし。